2005年 06月 30日
卒論の難しさ |
僕のゼミ(社会心理系)は、実証を求められる。
しかし、マクロな社会心理を実証するのは、結構難しい。
大きく分けて「実験系」と「内容分析系」があるのだが、
自分がやりたい「投票心理」はどちらともつかない。
もっと内容を絞ろうかな。
あと、もしかしたら卒論関係でT大に乗り込むかもしれない。
さて、ここで書いた「投票行動の心理」について
いくつかの問題点が生じてきた。
まず、実際の選挙がないときに投票行動は計れない。
支持政党の心理、もし投票するとしたら?の心理しか、
計ることはできない。
さらに、それは「Aという状態がBという変化を加えることで
Cという状態になった」と説明できない。
「原因→結果」という実証にならない。
もうひとつ。
実際にアンケートをとることができるのはおそらく「大学生」に限られる。
彼らの政治意識はおそらく高くなく、うまく調査結果が出てくれるか不安。
さらに調査する層が狭いので一般性が低い。
実験という手法は、社会大衆の行動である選挙には向かないのかも。
もうひとつの内容分析はどうだろう。
この手法、けっこう地味で大変。
1か月分の新聞のある単語(小泉、民主党、アメリカetc)
の数を比べて比較したり。
そして、結局「だから何が言いたいの?」を示すのが難しい。
それで、もう少し内容を絞ろうかと考え始めた。
例えば、選挙の予測報道によるアナウンス効果
(当選確実といわれると、投票したくなくなるとか)とか、
対象を無党派層に絞るとか。
やっぱ一大学生にできることなんて高が知れてる。
そうそう、内定者にT大のやつがいて、その人のゼミの先生が
「政治とメディアと心理」における権威の先生で
もしかしたらそこに潜れるかもしれないチャンスが!!
(ちなみに俺の先生の兄弟子に当たる人)
でもそれなら一層恥ずかしい卒論は書けないよなぁ。
やりたいことと、その実現性と、手法を見極めながら、
もっとテーマを絞ってみよう。
しかし、マクロな社会心理を実証するのは、結構難しい。
大きく分けて「実験系」と「内容分析系」があるのだが、
自分がやりたい「投票心理」はどちらともつかない。
もっと内容を絞ろうかな。
あと、もしかしたら卒論関係でT大に乗り込むかもしれない。
さて、ここで書いた「投票行動の心理」について
いくつかの問題点が生じてきた。
まず、実際の選挙がないときに投票行動は計れない。
支持政党の心理、もし投票するとしたら?の心理しか、
計ることはできない。
さらに、それは「Aという状態がBという変化を加えることで
Cという状態になった」と説明できない。
「原因→結果」という実証にならない。
もうひとつ。
実際にアンケートをとることができるのはおそらく「大学生」に限られる。
彼らの政治意識はおそらく高くなく、うまく調査結果が出てくれるか不安。
さらに調査する層が狭いので一般性が低い。
実験という手法は、社会大衆の行動である選挙には向かないのかも。
もうひとつの内容分析はどうだろう。
この手法、けっこう地味で大変。
1か月分の新聞のある単語(小泉、民主党、アメリカetc)
の数を比べて比較したり。
そして、結局「だから何が言いたいの?」を示すのが難しい。
それで、もう少し内容を絞ろうかと考え始めた。
例えば、選挙の予測報道によるアナウンス効果
(当選確実といわれると、投票したくなくなるとか)とか、
対象を無党派層に絞るとか。
やっぱ一大学生にできることなんて高が知れてる。
そうそう、内定者にT大のやつがいて、その人のゼミの先生が
「政治とメディアと心理」における権威の先生で
もしかしたらそこに潜れるかもしれないチャンスが!!
(ちなみに俺の先生の兄弟子に当たる人)
でもそれなら一層恥ずかしい卒論は書けないよなぁ。
やりたいことと、その実現性と、手法を見極めながら、
もっとテーマを絞ってみよう。
by itsuky
| 2005-06-30 00:51
| 卒論